ソプラノ歌手 森野美咲さんの歌声に感動

f:id:onotadao:20201224171010j:plain

森野美咲さん


2020年12月23日、ソプラノ歌手の森野美咲さんからご招待をいただき、第九コンサートに妻の節子と東京オペラシティへ伺いました。

森野美咲さんの大変美しい歌声、コーラスの歌声に深く感動して、素晴らしい第九の夕べを過ごすことができました。

演奏が終わると、拍手が鳴りやまず、会場が感動の渦に包まれました。

 

例年ならば、森野美咲さんに花束を贈ったり、コンサートの後に、美咲さんと食事をご一緒するのですが、今回は、新型コロナウイルスの事情により、それは叶いませんでした。

 

f:id:onotadao:20210120152852j:plain

小野忠男   森野美咲さん

2018年7月21日、カルメン杉並公会堂大ホール)の後に、花束をお渡しした際の写真

 

 

f:id:onotadao:20210120152946j:plain

小野忠男   森野美咲さん  小野節子

2019年3月7日、東京オペラシティのコンサートの後、一緒にお食事した際の写真

 

先日、NHK総合テレビにて、森野美咲さんの特集番組が放送されたとの話を、娘の喜多貴子より聞き及びましたが、惜しくも私は拝聴出来ませんでした。

来年も、森野美咲さんの今後の更なるご活躍を願っております。

 

 

f:id:onotadao:20201230161653j:plain

(だいくうたう かんどうのうず オペラシティ 忠男)〔季語 第九(冬)〕

12月23日、第九を歌うソプラノの森野美咲さんの美しい歌声、コーラスの皆さんの歌声に、感動して、オペラシティは、拍手がやみませんでした。

 

f:id:onotadao:20210209170925j:plain

2021年2月1日  山陰新聞

 

 

「いぬのおまわりさん」(佐藤義美 作詩 大中恩 作曲)の誕生の秘話"の映像が完成いたしました。

「いぬのおまわりさん」(佐藤義美 作詩 大中恩 作曲)の誕生秘話。小野忠男、五十野惇、片山有美子、小野節子、喜多唯千香、喜多皓美、喜多美琴、坂田明奈、本間藍子、上妻紘人。2021年2月改訂。 - YouTube

 

子どもたちに夢と喜びと愛の心をはぐくみたいという願いから、私どもでは『親子で楽しむ童謡集』を編纂、出版いたしております。
親子で楽しむ童謡集第3集は、「サッちゃん」「いぬのおまわりさん」「おなかのへるうた」などで知られる作曲家、大中恩さんの特集です。


 この度、大中恩さんとの対談を記録した映像が見つかりました。
NHK番組「おかあさんといっしょ」「なかよしリズム」等の元ディレクター、元東京家政学院大学教授で友人の、五十野惇先生に監修を、アーティストの片山有美子さんに映像の編集、制作をお願いいたしました。


大中恩さんは生前、「歌は、生きる力を呼び起こす魔法の種のようなもの。聞いてくださる方々が、明るい気持ちになるように、音楽でやさしい心を伝えたい」とおっしゃっておりました。
活字だけでは表しきれない、大中恩さんの明るく楽しい、ユーモア溢れるトークを、皆様にお伝えできればと願っております。

f:id:onotadao:20201006161944j:plain

        大中恩さん     小野忠男 

 

大中恩さんの直筆楽譜「いぬのおまわりさん」 は 『親子で楽しむ童謡集 第3集』(にっけん教育出版社)123ページにございます。ぜひご参照ください。▽



以下『親子で楽しむ童謡集 第3集』(にっけん教育出版社)より引用

福田:「いぬのおまわりさん」は1960年(昭和35年)、大中先生が36歳の時の作品ですね。

小野:この歌は詩を読んですぐに作曲されたんですか?

大中:いえいえ、幼児雑誌『チャイルドブック』(チャイルド社)の編集の方から作曲を依頼され、送られてきた詩を見たときに、詩が長すぎるので、これは“こどものうた”には向かないな、と思ったんです。

福田:まあ、そうだったんですか。

大中:電話がかかってきて「やってみませんか?」って言われたけれど「いやあ、あんな長いのは子どもには無理だよ」って言おうとしたら、その時、狭いわが家の仕事部屋のしきりの向こう側に女房がいたんですけど、「たいした稼ぎもないのに断るの?」っていうような、そんな気配を感じちゃってね(笑)。

小澤:あはは、なるほど(笑)。

大中:「あれはダメだね」って喉まで出かかっていたのに、「あれ、やってみようか」って言っちゃったんです。いやあ、でもやっておいてよかった。何が幸いするかわからないもので「いぬのおまわりさん」は、いまや僕の作品の稼ぎ頭になっているんですから(笑)。

小野:奥さんあっての歌なんですね。しきりの向こうの気配がそうさせたっていうのは。

大中:だって、そこに子どもを寝かしたりもしていましたからね。女房がそこにいて「ゴホン」なんて咳払いでもしたんじゃないの(笑)。

大中恩さん 大中寅二さん 菫さん ナオミさん 大中恵子さん 大中恩さんのお母様

一同:(笑)

大中:恥ずかしい話ですが僕の場合、精魂込めて書いた作品で愛唱されているものなんて、ほとんどないですよ。こどものうたでも、合唱でも、歌曲でも、頼まれて仕方なく作曲したものが意外と皆さんに歌われていることの方が多いんですね。

 

 


「ふしぎなポケット」「あくしゅでこんにちは」小野忠男の童謡文化フォーラム2・作曲家渡辺茂と語る。「たきび」「ふしぎなポケット」の渡辺茂×小野忠男

 


まど・みちお さんの健康法と発想法。聞き手「詩人・にっけん教育出版社代表:小野忠男さん」まど・みちお×小野忠男

 

大中恩さんのお母様 大中恩さん 大中虎二さん 田村恵子さん

 

ソプラノ歌手 森野美咲さん、国際コンクールで優勝。おめでとう!

f:id:onotadao:20200909174034j:plain

NHKテレビニュースより

 

19世紀の作曲家、ブラームスにちなんだ「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」はヨーロッパの権威あるコンクールの1つで、若手音楽家の登竜門としても知られ、毎年この時期、オーストリア南部で開かれています。
27回目となることしのコンクールは4日、声楽部門の決勝が行われ、岡山県出身でウィーンを拠点に活動している森野 美咲さんが優勝しました。
森野さんは東京藝術大学を卒業後、2年前には日本音楽コンクールの声楽部門で1位になるなど、オーストリアや日本で開かれるオペラやコンサートで活躍しています。
また、森野さんのピアノ伴奏を務めた、高校時代の同級生、木口 雄人さんが最優秀伴奏者に選ばれました。
森野さんは、「新型コロナウイルスの影響で多くのコンサートやオペラが中止になるなか、コンクールでお客さんの前で歌うことができました。やっとまた舞台に立てたとまずはうれしかったですし、さらに結果がついてきてくれました。私たちのほうがお客さんからエネルギーをもらい、音楽の力はすごいと改めて感じました」と喜びを語っていました。
6日夜には、ことしの優勝者の森野さんらの演奏会が開かれます。

 

 

昨年の森野美咲さんの、サントリーホールでのオペラ、

東京オペラシティーでの歌声に、妻の節子と聴きに行き、大変感動しました。

 

今日のテレビを見て、孫の、喜多唯千香、喜多皓美、喜多美琴も、今度、東京で、森野美咲さんのオペラを聴きたいとのことです。

東京での森野美咲さんのオペラを楽しみにしております。

国際コンクールでの優勝、おめでとうございます。

 

 

 

f:id:onotadao:20200915144621j:plain

(ともゆうしょう こくさいオペラ かんどうのわ 忠男) 〔無季

 

ソプラノ歌手の森野美咲さんが、一昨年は日本一、今回は、2020年9日6日(日)NHKテレビニュースを見て、オーストリアの「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」にて優勝との報。

これまでのご努力に、ただただ感動しました。

 

 

小野忠男の俳句ブログより

「ぞうさん」の詩人 まど・みちおさんの世界

NHKテレビ「おかあさんといっしょ」「なかよしリズム」、海外取材番組「童話の国々」等の元ディレクター、また、東京家政学院大学教授としてもご活躍されました五十野惇先生が、まど・みちおさんと私の対談映像を、制作してくださいました。

f:id:onotadao:20210804142237j:plain

 

以下のリンクから“「ぞうさん」の詩人まど・みちおさんの世界”をご覧いただけます。

 まど・みちお×小野忠男 対談シリーズ (nikken-net.com)

www.nikken-net.com

 

まど・みちおさん「ぞうさん」はじめは、團伊玖磨ではなく、酒田富治が作曲。まど・みちお×小野忠男 映像制作:五十野惇(元NHKディレクター、元東京家政学院大学教授) - YouTube
youtu.be

まど・みちおさん「ぞうさん」誕生の真実。まど・みちお×小野忠男 映像制作:五十野惇(元NHKディレクター、元東京家政学院大学教授) - YouTube
www.youtube.com

まど・みちお さんの半生。山口県徳山市(現在の周南市)時代から台湾時代。まど・みちお×小野忠男 映像制作:五十野惇(元NHKディレクター、元東京家政学院大学教授) - YouTube
www.youtube.com

まど・みちお さんの創作力。まど・みちお さんは絵や詩をどのようにつくられるのですか?まど・みちお×小野忠男 映像制作:五十野惇(元NHKディレクター、元東京家政学院大学教授) - YouTube
www.youtube.com

まど・みちお さんの健康法と発想法。聞き手「詩人・にっけん教育出版社代表:小野忠男さん」まど・みちお×小野忠男 映像制作:五十野惇(元NHKディレクター、元東京家政学院大学教授) - YouTube
www.youtube.com

「ふたあつ」(まど・みちお/作詩 山口保治/作曲)。小野忠男、五十野惇、片山有美子、星野梨沙、小野節子、永井雄大、岸田玖実子、喜多唯千香、喜多貴子、喜多皓美、喜多美琴、北川明奈、平井香穂、福田菊子 - YouTube
youtu.be

「ふたあつ」(まど・みちお/作詩 山口保治/作曲)。小野忠男、五十野惇、片山有美子、星野梨沙、小野節子、永井雄大、岸田玖実子、喜多唯千香、喜多貴子、喜多皓美、喜多美琴、北川明奈、福田菊子、本間藍子 - YouTube
youtu.be

http://www.nikken-net.com/onotadao/onopdf/2mado.pdf

まど・みちおさん直筆の色紙

松谷みよ子さん、四国こんぴら歌舞伎の思い出の茶会

『小野忠男の気の合う友人コラム その16お茶を楽しむ~松谷みよ子さん 四国こんぴら歌舞伎の思い出~』本多宗歩先生 、五十野惇、斉藤友香莉、遠崎高平、片山有美子、本間藍子、喜多唯千香、喜多美琴 - YouTube

 

1997年5月23日、『いないいないばあ』(童心社)『ちいさいモモちゃん』(講談社)『いっすんぼうし』(にっけん教育出版社)などで知られる、児童文学作家の松谷みよ子さんと、四国のこんぴら歌舞伎を観に行きました。

f:id:onotadao:20200219160233j:plain

1997年5月23日 四国こんぴら歌舞伎

 松谷みよ子さんのお孫さんが、歌舞伎に出演なさるということで、羽田空港からご一緒しました。

私の孫も、昨年8月に能舞台に出演しました。

その時に、松谷みよ子さんは、こんな楽しい気持ちで観劇なさったのだなと思いました。

f:id:onotadao:20210126160106j:plain

左から2番目 小野忠男 松谷みよ子さん

 

f:id:onotadao:20210202145952j:plain

左から小野忠男 松谷みよ子さん

金毘羅宮も参拝し、讃岐うどんも食べ、とても楽しい時間を過ごしました。

2月15日が、松谷みよ子さんの誕生日でいつも一緒にお祝いしておりましたので、今年も、松谷みよ子さんの師である坪田譲治の書「心の遠きところ花静かなる田園あり」をお軸として、楽しい茶会の時間を過ごしました。

f:id:onotadao:20170224130958j:plain

松谷みよ子さん  小野忠男

 

f:id:onotadao:20200219065919j:plain

             中央 小野忠男  本多宗歩先生 五十野惇先生

今回の茶会では、友人で、元NHKのディレクター、元東京家政学院大学教授の五十野惇先生、画家の遠崎高平さん、友人の斎藤友香莉さん、本間藍子さん、学生の喜多唯千香さん、喜多美琴さんも参加して、松谷みよ子さんの楽しい思い出を皆さんにお話しながら、本多宗歩先生の美味しいお茶をいただきました。

 

いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)

いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)

 

 

ちいさいモモちゃん (講談社文庫)

ちいさいモモちゃん (講談社文庫)

 

 

 

いっすんぼうし (日本むかしばなし絵本)

いっすんぼうし (日本むかしばなし絵本)

  • 作者:松谷 みよ子
  • 出版社/メーカー: にっけん教育出版社
  • 発売日: 2008/07/01
  • メディア: 大型本
 

 

 

 

謹賀新年

本年も宜しくお願い申し上げます。

今年のお正月は、妻の節子と小豆島へ行き、神社に参拝し、子どもたちやご父母、先生方、にっけん全体の成功と発展をお祈りいたしました。

 

三日は、毎年恒例の小野家新年会を、四ツ谷ホテルニューオータニ 寿司店 久兵衛で催しました。

 

家族みんなで笑顔でお寿司を美味しくいただき、新年をお祝いいたしました。

 

f:id:onotadao:20200108152530j:plain

 

f:id:onotadao:20200108153228j:plain

 

今年も皆様のご健康、ご多幸を祈念申し上げます。

 

「サッちゃん」(阪田寛夫 作詩 大中恩 作曲)の誕生の秘話 の映像が完成いたしました。

「サッちゃん」(阪田寛夫 作詩 大中恩 作曲)の誕生秘話。小野忠男、五十野惇、片山有美子、喜多貴子、坂田明奈、本間藍子、上妻紘人。2020年2月改訂。 - YouTube

 

f:id:onotadao:20191220151604j:plain  f:id:onotadao:20191220151526j:plain

           大中恩さん 直筆

子どもたちに夢と喜びと愛の心をはぐくみたいという願いから、私どもでは『親子で楽しむ童謡集』を編纂、出版いたしております。
親子で楽しむ童謡集第3集は、「サッちゃん」「いぬのおまわりさん」「おなかのへるうた」などで知られる作曲家、大中恩さんの特集です。


 この度、大中恩さんとの対談を記録した映像が見つかりました。
NHK番組「おかあさんといっしょ」「なかよしリズム」等の元ディレクター、元東京家政学院大学教授で友人の、五十野惇先生に監修を、アーティストの片山有美子さんに映像の編集、制作をお願いいたしました。


大中恩さんは生前、「歌は、生きる力を呼び起こす魔法の種のようなもの。聞いてくださる方々が、明るい気持ちになるように、音楽でやさしい心を伝えたい」とおっしゃっておりました。
活字だけでは表しきれない、大中恩さんの明るく楽しい、ユーモア溢れるトークを、皆様にお伝えできればと願っております。

 

 

f:id:onotadao:20191218152544j:plain

      大中恩さん(当時81歳)      小野忠男(当時60歳)   

2006年4月24日 帝国ホテル内のお店で

 

大中恩さんの直筆楽譜「サッちゃん」 は 『親子で楽しむ童謡集 第3集』(にっけん教育出版社)121ページにございます。ぜひご参照ください。▽

 

以下、『親子で楽しむ童謡集 第3集』(にっけん教育出版社)より引用

福田:これから先生の作曲なさった代表的な曲について、順番に伺いたいと思います。まず「サッちゃん」についてお聞きします。
小野:この歌は1959年(昭和34年)10月に作られた曲ですよね。大中先生が35歳の時の作品だと伺っておりますが、どのようなきっかけで作られたんですか?
大中NHKラジオく歌のおばさん>の松田トシ(敏江)さんの「10周年記念音楽会」が催されて、この時に「ろばの会」のグループ5人が、それぞれお祝いの曲を2曲ずつ松田さんに贈ったんです。その時に贈った曲の1つが「サッちゃん」だったんです。
小野:「ろばの会」ができてから4、5年のことですね。詩は、阪田寛夫さんですね。
大中:はい、そうです。そのころ阪田は朝日放送に勤めていて、創作童謡の番組くABC子どもの歌>を企画したりしていたんですが、「会社を辞めて、自分の思う詩を書いたり、小説を書いたり、書く方の仕事に移りたい」って言ってたんです。僕は、阪田に「それなら、会社は早く辞めた方がいいよ、辞めなければいいものは書けないよ」なんて焚きつけていました。

小野:大中先生は阪田さんの才能を見抜いていらしたんですね。
大中:彼の才能を認めて言ったのではなく、無責任に言ったんですよ(笑)。「ああ、おもしろい言葉を使うな」とは思っていましたがね。周りは先輩も家族も、会社を辞めることには反対していました。それで、僕は、阪田に何か仕事をさせてやろうと思って、松田さんに贈る曲の話をしたら、阪田が書くと言うので、2つ詩を書いてもらったんですよ。
福田:阪田さんの詩を作曲したのはその時が初めてなんですか?
大中:それまでも合唱曲など、阪田の詩に僕が作曲をしたりはしていましたけれどね。
五十野:大中先生に勧められて阪田さんが初めて書いた意謡が、大ヒットしたと
いうわけなんですね。
小野:「サッちゃん」の詩を見た時「おお!いい詩だな」とお思いになったんですか?
大中:良いか悪いか僕にはわからなかったですけれどね、「これは歌えるな」と思ったんです。はい、もう本当にメモを見た時に曲が浮かびましたね。

 

これまでにわたくし共で制作した「たきび」「ふしぎなポケット」の作曲家の渡辺茂さんとの対談映像、「ぞうさん」の詩人のまど・みちおさんとの対談映像とともに、童謡文化の発展に寄与できればと願っております。

 


www.youtube.com

「たきび」「かぜと友だち」小野忠男の童謡文化フォーラム1・作曲家渡辺茂と語る。「たきび」「ふしぎなポケット」の渡辺茂×小野忠男 - YouTube

 

 


まど・みちおさん「ぞうさん」誕生の真実。まど・みちお×小野忠男