岩崎京子さんから新刊絵本を送っていただきました。

昨年の12月にもご紹介致しましたが、また岩崎京子さんから新刊絵本を送っていただきました。

花のお江戸の金魚芝居 (どうわのとびら)

花のお江戸の金魚芝居 (どうわのとびら)

この本は、『花のお江戸の〜』というシリーズで、今回が第二弾とのお話です。
本の紹介帯には、小学校3年生向けとありましたが、大人の私が読んでもとても楽しく、童心に返って夢中で読むことができました。

以前にもご紹介した通り、岩崎さんは『鯉のいる村』(新日本出版社)、『花咲か』(偕成社)、など、多数の名作で知られる日本を代表する絵本作家・児童文学作家の1人で、日本児童文学者協会賞などのほか、近年では第40回赤い鳥文学賞も受賞されています。

にっけんで出版している『けいたのボタン』などは5、6歳向けとなっていますが、岩崎さんの絵本はどれも子どもから大人まで楽しめるようなお話になっています。

ところで、この本の中で、「オモダカカキツバタスイレンを植えて・・・・」というくだりがありました。
オモダカと言えば、以前に歌舞伎を見に行った際、市川猿之助に「おもだかやー」というかけ声を聞いたことを思い出しました。正式には「澤瀉屋」という屋号だそうです。
我が家には、カキツバタスイレンの花はすでに生えているのですが、この本をきっかけに、今度はオモダカも植えてみたいと思います。