器と孫の一郎の誕生日祝い

孫の一郎の3歳のお祝いに、家族で紀尾井町の福田家を訪れました。
料亭としての雰囲気はもちろん素晴らしいのですが、何よりも北大路魯山人の器を用いた「美と味の調和」に心を打たれました。
私も陶芸など美術に関わる人間として、またこれから大人になっていく孫にも、魯山人の伝えようとした「美意識」を心の中に育みたいと感じました。


第25回GENBI展

先日まで行われていた第25回記念のGENBI展(東京神奈川現代美術家展)にて、私も花器を出展いたしました。
にっけんの子どもたちが粘土工作をしているのを見て、つくづくその「楽しそう」な様子に心打たれます。
私も陶芸の際には子どもたちに倣い、余計なことは考えず、思うまま自由に手を動かすようにしております。
そうすると、心地良い集中・緊張感が生まれ、また完成したときの達成感もひとしおです。
何事についても、向き不向きはございますが、楽しもうとする気持ちこそ、人生では大切なのではないでしょうか。