かぜと友だち(作詞:小野忠男 作曲:渡辺茂)歌:森野美咲 の映像ができました。2024年1月

映像制作:五十野淳(元NHKディレクター, 元東京家政学院大学教授), 片山有美子, 永井, 日並

「たきび」(巽 聖歌作詞)や「ふしぎなポケット」(まど・みちお作詞)で知られる作曲家の渡辺茂先生にお会いし、私の詩集をお贈りしたところ、渡辺先生が、 私の自宅に送ってくださった曲が「かぜと友だち」 でした。私にとっては、メロディーがついたはじめての詩です。

私は楽譜が読めませんから、娘にピアノをひいてもらって、娘といっしょに歌いました。何しろ詩の心とぴたりの曲でうれしくて、何回も歌ったことを覚えています。

 

最終的には渡辺茂先生には1999年6月より2000年12月までの間に、毎月のように渡辺茂邸で話し合い、200程作曲して頂きましたが、一番印象に残っている曲です。

 

今回、ソプラノ歌手として知られる森野美咲さんに歌って頂きました。

 


www.youtube.com

 

会場:Bunkamuraオーチャードホール

1/8 

 

プロフィール

森野美咲

岡山市出身, ウィーン在住
東京藝術大学卒業,ウィーン国立音楽大学修士課程首席修了。
第27回ヨハネス・ブラームス国際コンクール声楽部門及び,
第87回日本音楽コンクール声楽部門で第1位受賞。
これまでにウィーン楽友協会, コンツェルトハウス,
シュタイヤーの秋音楽祭等で数々のオペラやコンサートに出演 。
2019年にはウィーンフィル夏のアカデミー「偽の女庭師」
題名役でオーストリアツアーを成功させ,
プロ野球オールスター戦開幕式で国歌独唱を務める。
2021年エットリンゲン音楽祭「こうもり」アデーレ役を好演、
ルツェルン歌劇場にてドゥ・ユン作曲現代オペラ「Zolle (土塊) 」でデビュー。
2022年バーデン市立劇場「椿姫」では題名役を務め、
5月には東京オペラシティ「B→Cリサイタルシリーズ」でソロリサイタルを開催の他、
ルツェルン劇場にてデュサパン作曲「ペレラ - 煙の男」
女王及びアローロの娘役で出演。
2023年にはシュロモヴィッツ作曲オペラ
「Electric Dreams (電気的な夢) 」
ジュネーブ歌劇場に招致されるなど、新進気鋭の若手ソプラノ。
ローム ミュージック ファンデーション奨学生、文化庁派遣海外研修員。
五島記念文化賞オペラ新人賞、岡山県芸術文化賞グランプリ、
マルセンスポーツ・文化大賞、 山陽新聞奨励賞、
エネルギア文化・スポーツ財団 エネルギア賞受賞。

 

2001年10月26日 渡辺茂先生の自宅にて

まど・みちおさん直筆の色紙