小澤潔(小沢潔)先生と書いた“福寿”の作品について

国務大臣で、無二の親友の小澤潔(小沢潔)先生とは、二人で書をたくさん書きました。
小澤(小沢)先生が“福”、私が“寿”を、色紙、お皿、夫婦茶碗にも書きました。


 夫婦茶碗  小澤潔(小沢潔)先生 “福”   小野忠男 “寿”

10年ほど、小澤潔(小沢潔)先生と一緒に陶芸を習いましたが、小澤(小沢)先生が“福”、私が裏に“寿”と書き、湯呑を千点近く作り、結婚式や、叙勲の祝いなどの席で贈呈し、現在は何点かしか、残っておりません。

『いないいないばあ』(童心社)、『ちいさいモモちゃん』(講談社)、『いっすんぼうし』(にっけん教育出版社)などで知られる、児童文学作家の、松谷みよ子さんから、「“福寿”の湯呑茶碗を、10個、購入したい。」とお便りをいただき、小澤(小沢)先生と喜び合ったのも、懐かしい思い出です。

   松谷みよ子さん   小野忠男   小澤潔(小沢潔)先生
2003年12月14日「にっけん30周年記念忘年会」熱海にて

“福寿”の湯呑でお茶をいただくと、小澤(小沢)先生と二人で字を書いたことが、まるで昨日のことのように思われて、お茶も“福寿”の味がして、幸せいっぱいの気分になるから、ありがたいです。